<韓国#MeToo>最初のMeTooで猛攻した民主党、相次ぐブーメランに衝撃

<韓国#MeToo>最初のMeTooで猛攻した民主党、相次ぐブーメランに衝撃

2018年03月08日09時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「頭がとても痛いです。衝撃が激しくて、腹も立ち、また残念でもあり…」。

  「共に民主党」のある女性議員は7日に記者らと会った席で最近の惨憺とした心境をこのように話した。5日に安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道(チュンチョンナムド)の秘書が「性暴行された」と暴露したのに続き、この日午前「現職記者が大学生時代に鄭鳳株(チョン・ボンジュ)元議員にセクハラされた」というインターネットメディアの報道が出てきたためだ。民主党所属のある湖南(ホナム)地域の自治体首長が性暴行をしたという疑惑も提起され警察が内偵捜査を始めた。

  民主党指導部はこの日午前国会で開かれた党最高委員会議で一斉に謝罪発言をした。「#MeToo(ハッシュタグミートゥー)」運動に対する支持の意味から上下とも黒い服を着た秋美愛(チュ・ミエ)代表は「有口無言」としながら頭を下げた。

  民主党は当初積極的に応援して歓迎したMeToo運動がブーメランになって自身に返ってきたという点で当惑感を隠せずにいる。韓国のMeToo運動の始まりは1月29日の徐志賢(ソ・ジヒョン)検事の暴露だった。徐検事がJTBC『ニュースルーム』に出演し、「安兌根(アン・テグン)検事に強制わいせつに遭った」と明らかにした翌日に民主党からは相次いで「MeToo」支持宣言が出てきた。民主党所属女性議員は国会記者会見場に出てきて「応援する」とし、フェイスブックなどソーシャルメディアを通じたメッセージも出した。翌1月31日に国会交渉団体代表演説に出た禹元植(ウ・ウォンシク)院内代表は白いバラを手にして「差別と不正に向き合い戦うこの地のすべての女性を応援する」ともした。しかし矢が民主党へ向かってきた後は公開的に個人の意見を明らかにする議員はほとんど消えた。

  加害者として名指しされた人たちが暴露直前まで積極的にMeToo運動を支持していたということがさらに大きな反感を買う要因になった。安熙正前知事は秘書の暴露があった日に道庁職員を対象に「性平等という観点から一切の悪ふざけや暴力、人権蹂躪を防ぐ新たな文化を作ろう」と力説していた。鄭鳳株元議員もメディア報道の前日にある放送番組に出演し「MeToo運動が続かなければならない」と強調した。自由韓国党はこれに対して「表と裏が違う民主党と左派陣営の二重性を見せる象徴的事件」(チャン・ジェウォン首席報道官)と主張した。政治家ではないがMeToo運動で実体が暴露された演出家イ・ユンテク氏が2012年に文在寅(ムン・ジェイン)大統領候補のテレビ支持演説をしたのも民主党としては気まずい部分だ。セクハラ前歴が相次いで提起されている詩人の高銀(コ・ウン)氏も代表的な進歩性向要人だ。

  民主党は最近の性犯罪加害者が進歩陣営に集中したことを陣営の問題だけとはみられないという立場だ。民主党のある女性議員は「女性に対する抑圧は陣営を超え長期間韓国社会に蔓延した問題。民主党でこうした暴露が出ているのは女性の人権意識が相対的に高く、水平的構造に対する期待をさらに多くしているため」と話す。もちろん加害行為自体に対しては「個人の行為自体は厳重に処罰しなければならない問題」と強調した。

  民主党は最大限低姿勢でMeToo運動を積極支援するという立場だ。性犯罪履歴がある人の公認を排除するだけでなく処罰前歴がなくても独自の調査を通じてある程度客観性が現れれば公認を出さない計画だ。また民主党候補になれば男女平等教育を義務的に受けさせることにした。秋美愛代表主宰で7日に開かれた党全国倫理審判員と公職選挙候補者検証委員会連席会議では権力型性暴行対応と関連し、▽被害者保護主義▽非寛容▽根本的解決――の3大原則も決めた。
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