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【社説】「韓国版量的緩和」で浪費した時間がもったいない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.05 14:04
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企画財政部と金融委員会、韓国銀行がきのう「国策銀行資本拡充協議体」の会議を初めて開いた。「韓国版量的緩和」をめぐり韓国政府と韓国銀行が鋭く対立してきたのに比べ会議結果は平易で常識的だ。6月末までに国策銀行資本拡充案を確定し、産業銀行と輸出入銀行の強力な自助努力を要求するという内容だ。構造調整には財政と通貨政策をともに動員する政策の組み合わせ(ポリシーミックス)が必要だということに共感したという説明も出てきた。「韓国版量的緩和」をめぐる対立がひとまず水面下に沈む局面だ。

突き詰めてみるとこうした議論自体が初めから不必要だった。韓国版量的緩和は結局不良企業にお金をばら撒いて金庫が空になった国策銀行の資本を韓国銀行がお金を刷って埋め合わせようという話と判明した。景気浮揚のための流動性供給という本来の意味の量的緩和ではなかった。いきなり発券力を動員しろと韓国銀行を圧迫するのではなく政府財政にできることが何なのかを先に考えなければならなかった。それができない時に韓国銀行や国会に助けを要請すれば良かった。それなのにこうした当然の過程が省略され対立だけ深くなった。きのうのように当たり前の結論を得るのに10日近い時間が流れた。「一刻を争う」という政府が率先して無駄な歳月を過ごした格好だ。

 
政府の言葉のように構造調整は迅速で果敢でなければならない。それだけに便法ではなく定石が必要だ。与少野大という政治的環境で構造調整は政府1人に押しつけて良いものではない。韓国政府と韓国銀行、国会が原則と目標を共有し足並みをそろえてこそ成功できる。そうするには構造調整費用を最小化し効果は最大化するビジョンを政府が先に提示し説得しなければならない。優先順位を決めて財源負担に対する国民的同意を得るための必須の手続きだ。

急がば回れという言葉はわけもなくあるのではない。厳しいほど正道と原則に進まなければならない。それでこそ構造調整の名分が強くなり推進力が長持ちする。韓国版量的緩和議論が残した教訓を政府が忘れないよう望む。必要ならば構造調整を協力政治の最初の試験台に上げるという姿勢が必要だ。

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