「ロシアと日本から自転車に乗って釜山（プサン）に来る。北東アジア平和と南北統一を祈る『ピースバイク』イベントだ」。

世界平和統一家庭連合（統一教）のユ・ギョンソク韓国会長（５０）の話だ。２８日、ソウル太平路（テピョンノ）プレスセンターで開いた記者懇談会でユ会長は「北東アジア約１０カ国から自転車での平和行進をしている」として「特にロシアのウラジオストクと日本の沖縄からそれぞれ出発した自転車チームが日本列島を経て３８００キロを走破し釜山入りする。臨津閣（イムジンガク）から出発した国内チームと釜山で会って一緒にソウルに向かう」と明らかにした。彼らは京畿道加平（キョンギド・カピョン）で来月１２日に開かれる「文鮮明（ムン・ソンミョン）総裁聖和２周年記念式」に参加する予定だ。

世界平和統一家庭連合は、北朝鮮で平和自動車を運営するなど強固な対北朝鮮関係との窓口を築いている。ユ会長は「『ピースバイク』イベントをするというニュースに中国や台湾、イスラエルのテルアビブなどでも自転車平和行進が行われた。最近は北朝鮮でも平壌（ピョンヤン）市内を自転車に乗ってイベントを行った」として「今回の行事が北東アジア平和のための架け橋の役割を果たせばいい」と語った。