張成沢粛清の翌日、朝中が経済特区契約
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.12 09:35
北朝鮮が9日、中国図們市と咸鏡北道穏城(オンソン)経済開発区特区造成のための契約を締結したことが確認された。党政治局拡大会議で張成沢(チャン・ソンテク)を連行した日の翌日だ。穏城経済開発区は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が外資誘致のために設置した14特区の一つ。図們市の資本を投入して豆満江の穏城島を観光休養地とし、穏城郡の一部に工業団地を造成し、北朝鮮労働力を利用する第2の開城(ケソン)工業団地。しかし張成沢は速度調節が必要だとして穏城特区に反対していた。
この事業に関与した図們市の関係者は11日、「北朝鮮最高指導者の叔母の夫を謀逆罪のような反党・反革命事件と規定する前代未聞の事件が発生し、契約の締結が延期されることに備えていた」とし「しかし北当局者は『問題ない。事業は予定通りに進行される』と言いながら契約を締結した」と明らかにした。