脱北者保護を訴えても返答ない韓国大使館…今回が初めてではない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.04 09:39
◆支援要請に「政治的理由で介入できず」
08年12月、ラオス・ボーテン移民局に拘束されていたキム・ギョンヒさん(当時27歳)が現地収容所で死亡した。別の脱北者夫婦2人と一緒に脱北したキムさんにラオス移民局は「罰金2500ドルを出さなければ中国に強制送還する」と通知し、この過程で心身が疲れたキムさんは死亡した。別の脱北者夫婦も北朝鮮への送還を恐れて自殺を図ったが、命は助かった。キム局長が韓国大使館に保護を要請すると、大使館側は「ラオス政府との政治的な問題で脱北者問題に介入できない」という立場を繰り返し伝えた。