주요 기사 바로가기

【コラム】夜に強い大統領を探しています=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.27 14:37
0
現在、国民が主人になったこの国は完全に新しいリーダーシップを求めている。不通で失敗した朴槿恵氏を非難することだけでは大統領になる資格がない。国家改革に向けて絶好の状況を作ったのは国民であり、政治家ではないためだ。これからは失敗を繰り返さずに未来へ向かう疎通と大妥協の方法を明確に提示しなければならない。

ロナルド・レーガン元大統領はどのように偉大な疎通者になったのだろうか。夜に強い男だったためだ。彼は「やもめの夜」を活用した。夫人のナンシー氏が旅行に出ると、議員をホワイトハウスに呼んで一緒に夕方を食べ、昼間にはできない冗談をやり取りしながら胸襟を開いた。就任100日で49回にかけて467人の上下院議員に会ったのは偶然でない。

 
支持率1位の文在寅(ムン・ジェイン)氏は出馬宣言で「違いが間違いによって排除されてはならない」と述べた。反対者も抱くという堂々とした多元主義者の宣言だ。その通りだ。相手を力で脅かすよりは素直にこちら側の事情を打ち明けて大妥協の名分を与えてこそ、両側が生きて国民にも利益になる。ところで、現実はどうだろうか。少しでも異なる意見を出したら文在寅氏の支持者は「裏切者」という批判を浴びせる。よっぽどでなければ安熙正(アン・ヒジョン)氏が「どれほどビックリさせ、呆れさせるのか分かるだろうか」と述べただろうか。敵味方を分けずに会って詰まったところを突き抜けて未来へ向かう場面が簡単に思い浮かばない。このままなら、また“朴槿恵”に立ち戻るだろう。

新しい時代を切り開くという大統領選候補は批判を「もう一つの解決策」として受け止める指導者であることを実践を通じて立証する必要がある。米国の歴史学者でジャーナリストのリック・シェンクマン氏は著書『アメリカ人は嘆く われわれはどこまでバカか?』(扶桑社)で「上院議員が100人という事実を知っている米国人が20%だけ」と嘆いた。それに比べれば、権力の逸脱を直接審判した韓国人の市民的見識はどれほど恐ろしくて偉大なものだろうか。フランスの政治思想家アレクシ・ド・トクヴィルは「国民は自分たちの水準に合う政府を持つ」と言った。賢い国民は時代交替、国家改革の命令を拒否してアンシャン・レジームに閉じ込められたもう一つの“朴槿恵時代”を決して許さないだろう。

李夏慶(イ・ハギョン)/主筆


【コラム】夜に強い大統領を探しています=韓国(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP