サッカー界のキム・カンナム氏は「シン・ムンソン氏は２００６年のドイツワールドカップの韓国－スイス戦のオフサイド判定について所信発言をしたが、ほとんど埋もれてしまった。ホームで開かれて有利な判定を受けた２００２年韓日ワールドカップでのベスト４はどのように見るべきか」と問い直した。イ・ドンヨン委員長は「解説委員とメディアは過熱した愛国主義を警戒すべきだ。客観的なデータを提示して国民の判断に任せなければならない」と話した。

４年後の平昌（ピョンチャン）オリンピックを控えて変化が必要だと衆知を集めた。チョン・ヒジュン教授は「代表選手の選抜は上部機関や外部団体の監視を受けるようにすべきだ。公正なシステムで選ばれた役員や指導者が誤りを犯せば、３振アウトではなく１ストライクでアウトにすべきだ」と話した。

イ・ドンヨン委員長は「キム・ヨナとイ・ギュヒョク（３６）の明るい表情が答えだ。オリンピックに６回出場したイ・ギュヒョクは、たとえメダルはなくとも最善を尽くす姿に国民が熱狂した。キム・ヨナは審判判定を受け入れて銀メダルを取っても笑顔を浮かべていた」として「国民は金メダルを取れなくても慰める準備ができている。政府は『競争よりは祭り、金メダルよりは宴』というスローガンを作ってはどうだろうか」と提案した。




韓国体育界の問題点討論会…「判定論議には冷静な見解を」（１）