【時論】韓国の自動車部品産業の生態系が根元から揺らいでいる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.19 16:05
平均賃金が上昇した企業は62社で、下落した企業は32社となった。賃金の上昇と共に減員を実施した企業は4社だった。予想された危機が迫ってきたと見られる。金融危機以降、自動車産業の両極化、革新能力と効率性の低下、パラダイムの転換に対する対応力の不在問題が台頭したが、韓国の完成車メーカーが世界の自動車産業を主導するという政府の業績を称える声ばかり聞こえたためだ。
1次外部会計監査の対象となる協力会社がこの程度だったため、2次と3次協力会社の困難は言うまでもない。すでに中小協力会社の経営者が極限的な決断まで下すべき状況に追い込まれ、静かに消えていく会社の数が増加している。