韓国食品業界で花咲く「桜マーケティング」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.08 09:25
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コカ・コーラの春限定の「桜デザイン」(写真=コカ・コーラ)
早春だが、流通業界ではすでに花を咲かせている。春のシンボルとされる桜の花を製品に活用した、いわゆる「桜マーケティング」だ。
桜マーケティングが最も活発なところは飲食品業界だ。コカ・コーラは最近「スリムボトル桜デザイン」を発表した。味は既存のコーラと同じだが、250ミリリットルのプレミアムパッケージに桃色の桜の花を描いて5月まで販売する。コカ・コーラはこれまで季節ごとにさまざまな限定版を発売した、韓国製品に桜デザインのボトルを出したのは初めてだ。
味にも桜の花を活用する。スターバックスでは2014年から春ごとに「さくらブロッサムプロモーション」を進めてきた。今年も実施する。桜の花を粉にして入れた飲み物をはじめ、デザートや記念品を販売する。製品は少しずつ違うが、中国と日本でも同じマーケティングを行う。花が咲く時期に合わせるため国ごとに販売時期は違うが、今年韓国では3月第3週目に出す計画だ。