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【コラム】朴政権第2期経済チームの道と新しい地図(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.30 11:59
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しかし無計画に進み出した「地図にない道」が目的地に達する「早くて安全な道」という保証はない。地図に道がないということはそれだけリスクも大きいという意味だ。ややもすると誤った道に入って方向を見失い道に迷うこともあり得る。過去の地図に道はなくても地形は出ていることだろう。目的地に向かう方向性を見失わず予想される障害をしっかりと見回し新しい道を切り開かなければならない。この点で崔副首相の「地図にない道」は心配な点がないわけではない。

まずどこへ行くのか目的地が確実でない。経済を回復させるという大きな方向はわかるが、政策の目標が短期的な景気浮揚なのか、そうでなければ中長期的に成長動力を育てるということなのか明らかでない。短期的に景気を回復させ長期的な成長基盤も備えようということだと答えるならなにも言うことはないが、依然としてあいまいなのは同じだ。マクロ政策とミクロ対策の関連性も明らかでない。家計所得増大案として企業所得が家計所得に還流されるようにするというが、一部大企業の社内留保金を配当・賃金・投資に使うよう誘導するだけで全般的な家計所得が増えるのかも不確実だ。目標はもっともらしいがそこに動員される手段が果たして適合した選択なのか疑問を感じる部分だ。「地図にない道」で出会うことになるリスクがどの程度で、そうしたリスクと副作用にどのように対処するのかに対する考慮も足りなく見える。

 
地図にない道でもひとまず行ってみるのは良い。しかし行っても前後左右をよく見回して「正しい道」を探さなければならない。事実これまでも道がなくて行けなかったばかりではない。輸出・大企業中心の経済パラダイムを内需・サービス業中心に変え、これに向け果敢に規制を解く道しかないという発想はきのうきょう出てきた話ではない。これまであらゆる利益集団の反発と政治的負担のため実行に移すことができなかっただけだ。いまや崔ギョン煥経済チームはその道を行くと進み出した。しかし意志と推進力だけではできない。細心な備えと精巧な計画が必要だ。地図に新しい道を書き入れ、同時にその道を切り開く至難な作業が待っている。地図にない道を進むにしても地図と羅針盤は必要だ。

キム・ジョンス論説委員




【コラム】崔ギョン煥の道と新しい地図=韓国(1)

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