韓国安保室長、懸案処理に向け外交開始…韓日局長級会議も推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.21 13:11
日本の集団的自衛権推進、米国主導のミサイル防衛(MD)参加問題など外交懸案を整理するため韓国政府の動きが速まっている。
まず、米国との懸案調整のため青瓦台(チョンワデ、大統領府)が動く。青瓦台は20日、「金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長がスーザン・ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)の招請で23日から26日まで米国を訪問する計画」と明らかにした。北朝鮮の核問題および韓米同盟など主要懸案に対する協議に続き、青瓦台国家安保室と米国家安全保障会議(NSC)の協力強化についても協議する予定という説明だ。
また外交部はこの日、「韓日安保政策協議会の開催に関する議論が進行中」と明らかにした。安保政策協議会は外交・国防分野の局長級実務者が出席する会議で2009年以降開かれていない。来月には韓中首脳会談(6月)で合意した韓中高官級戦略対話(金章洙室長-楊潔チ中国外交担当国務委員)がソウルで開かれる。米国-日本-中国という順に懸案を調整する方向に急旋回したのだ。