<クリントン・トランプ一騎打ち>在韓米軍撤収するというトランプ氏…韓国「周辺人脈と接触中」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.05 10:49
トランプ氏とは違い第1期オバマ政権で4年間にわたり国務長官を務めたクリントン氏の対韓半島政策は韓米同盟を強調する現在の基調と大差ない。クリントン氏はむしろトランプ氏の外交政策である「米国優先主義」(America First)をめぐり「無謀で危険だ」と公開的に批判し、韓半島政策基調に対しても「核兵器に対する不正確な話や最高の同盟国に背を向けるのは賢明でない」と話した。
特に注目されるのはクリントン氏の対北朝鮮政策基調だ。トランプ氏は「金正恩(キム・ジョンウン)は狂人だ。中国だけが金正恩を消えさせられる」と話したが、クリントン氏は違う。彼女は「北朝鮮が検証可能な方法で核兵器を除去する場合、関係正常化などができる」と話してきた。
梨花(イファ)女子大学のパク・インフィ国際学部教授は「夫であるビル・クリントン氏が大統領だった時期に北朝鮮の核問題が解決できなかったことに対しヒラリー氏は無念さを持っている。オバマ政権の『戦略的忍耐』よりは積極的な政策を展開するだろう」と話す。