【社説】パリでのCOP21に人類と地球の未来がかかっている
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.12.06 13:15
先月30日からフランスのパリで始まった気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に世界の耳目が集中している。11日まで開かれる今回の総会は産業革命以前に比べ気候変動による地球平均気温上昇を2度以内に抑える案をまとめるのが目標だ。「人類史上最も重要な会議」と呼ばれるほど「2度目標」の合意ができるかどうかに人類と地球の未来がかかっている。
最近米海洋大気庁(NOAA)は今年の地球の気温が過去最高になると予告し、英気象庁も今年が産業革命以前に比べ平均気温が1度上昇した最初の年と記録されるものと予想した。このように海水面上昇や洪水・日照りなどのような気候変動が招く生態系の変化と各種災害から人類の苦痛を減らすには温室効果ガス縮小がそれだけ急がれる。