<インタビュー>「申京淑、意識的な盗作…文人の沈黙は自殺行為」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.26 09:57
--今、改めて取りあげた理由は。
「そんな質問を私にする前に『韓国の文壇はこのまま腐って行くだけなのか、でなければ潔癖な方向に変わるべきか』という私の質問に、まず誰かが答えなければならない。作家の自尊心を取り戻すのは文人みなの義務だ。文人は普段から政治批判や社会的発言を多く行っている。ところが自分たちの固有領域がこれほど腐って崩壊しつつあるのに何の話にもならないのは、矛盾ではなく恥ずべきことであり自殺行為だ。私の周辺には過去10年間、私がこの問題についてどれほど悩んだのか生々しく証言する文人が大勢いる。これ以上遅らせることができなかった。何よりも無謀に見えるこのことを、そろそろ行っても良いほどに私の散文の文章が準備できたと思った。もっと歳を取ったら覇気を失ってしまうかもしれないという恐れが先んじた。私は死ぬ日に今日のこのことをしなかったことを後悔するよりは、決行して痛みを伴おうと決めた。それだけだ」