<ロッテ経営権紛争>辛東彬会長「持ち合い80%解消する」…民心・政府の圧力に決断(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.12 08:43
経営権紛争の中心に立つ辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)がまた頭を下げた。非難の対象となった株式持ち合いを416から年末までに83に減らすなど支配構造と経営の透明性を向上させるという約束もした。また「ロッテは韓国企業」と改めて強調し、内需活性化、雇用創出、景気活性化に寄与すると公言した。背を向けた民心と政府の圧力を意識してのことだ。
辛東彬会長は11日、ソウル小公洞(ソゴンドン)のロッテホテルで記者会見を開き、最初に国民に向けた謝罪声明を発表した。辛東彬会長は「最近の事態は、グループが成長する過程で、支配構造の改善と経営透明性の強化に多くの努力ができずに生じたこと」とし「今日から国民の皆様と政府・株主・役職員・協力会社の皆様が憂慮する点を積極的に改革する」と述べた。