「自殺した国家情報院職員、対北朝鮮工作対象者リストを削除」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.20 08:51
国家情報院のハッキングプログラム購入と違法査察疑惑と関連し自殺した国家情報院4級課長のイム氏(45)の遺書を京畿道(キョンギド)竜仁(ヨンイン)東部警察署が19日に公開した。イム氏は18日午後12時ごろ、竜仁市内の山中で死んでいるのが見つかった。イム氏が乗っていた乗用車の中には燃え尽きた練炭があった。国立科学捜査研究院は19日午後に解剖検査をした後、イム氏の死因を「一酸化炭素中毒による窒息死と確認された」と発表した。
イム氏は政界で起きているハッキング疑惑と関連し国家情報院関係者らに残した遺書で「韓国人に対する、選挙に対する査察はまったくなかった。過度な業務への欲が今日の事態を起こしたようだ」と書いた。特に「外部に対する波紋より国家情報院の体面が重要だと判断し、もしかすると対テロ・対北朝鮮工作活動に誤解を起こす、支援した資料を削除した。私の足りない判断が犯した失敗だ」と明らかにした。