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【社説】中国のデジタル崛起は他人事ではない=韓国(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.11.12 13:15
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韓国の現実は苦しいことこの上ない。金融機関にオンラインで口座を開くには数十種類のセキュリティプログラムをダウンロードし、コンピュータがフリーズしてしまうのは茶飯事だ。ドローン産業は何重にも張りめぐらされた規制のため枯死する一歩直前だ。韓国の金融産業を揺るがすナマズになると期待されたインターネット専門銀行は銀産分離の壁の前で停滞している。これまでになかった技術とアイデアで新たな市場を開くのは既存の慣行と規制の枠組みの中ではほとんど不可能だ。

韓国の政界は企業と市場を規制の対象とだけ見る雰囲気が強い。企業経営者も消費者の便益よりは政府とオーナーの表情ばかりうかがう。このように固まってしまった見方では競争力を備えることはできない。韓国でアリペイに加入して光棍節に参加してみた国会議員、長官・次官、最高経営陣は数少ないだろう。直接経験してみたなら韓国のデジタルプラットフォームがこのように不便でつぎはぎのようにみすぼらしくなるまで傍観していたはずがないのではないか。第2次ポエニ戦争でハンニバル率いる宿敵カルタゴをどうにかはね除けた古代ローマは危機感をぬぐうことはできなかった。強硬論者である大カトーは元老院で新鮮なカルタゴ産イチジクを手に「こうした農産物を生産できる敵が船で3日の距離にいる。カルタゴは必ず滅さなければならない」という言葉で演説を締めくくったという。結局ローマは第3次ポエニ戦争を起こしカルタゴを地図から消した。

 
アリババのインターナショナルオンラインショッピングモールであるアリエクスプレスで商品を注文すればほとんどが無料で自宅前まで配達してくれる。まだ配送期間が3週間ほどかかるのが問題だ。だが宅配箱に入れられた安い中国製電子製品と衣類・靴などを見ると、カルタゴ産イチジクを手にした大カトーのように「韓国企業は今後どうやって生きていくのか」という危機感を感じるほかない。だからといって中国とさらに高い壁を積みさらに強力な規制をするのは望ましくないだけでなく可能でもない。さらに激しい競争を通じて勝ち抜くほかはない。中国のデジタル崛起から教訓を得られないなら3日で配送される中国製品とサービスにお手上げになる日はいくらも残っていない。(中央SUNDAY第557号)


【社説】中国のデジタル崛起は他人事ではない=韓国(1)

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