韓国海洋警察が不法操業していた中国漁船に機関銃を発射したことに関し、中国メディアが非難した。

３日、韓国メディアＹＴＮなどによると中国官営グローバル・タイムズは「韓国海上警察が人道主義を蔑視している」という見出しの社説を通じて韓国海上警察の発砲が国際漁業関連法に違反しているとし、中国の漁業従事者が韓国領海に入って操業したことから発生した事件かもしれないが、中国は韓国海上警察の今回の措置に強力に反対すると明らかにした。

同メディアは「もし中国の漁業従事者を殺して拍手喝采を受けるならば韓国は極右主義で満ち溢れた憎むべき発作的な国家になるだろう」としつつ「韓国社会は正常な方法と措置で中国との漁業紛争に対処するように願う」と主張した。

また、「中国漁民が不法操業のために韓国海上警察に殺されれば中国人は許さないだろう」とし、「もしこのために両国の関係が崩れれば韓国が全て責任を負わなければならない」と付け加えた。

先立って今月１日、韓国海洋警察は西海（ソヘ、黄海）で中国漁船拿捕作戦中に周辺の中国漁船３０隻余りが強硬に抵抗したためＭ６０機関銃６００～７００発を発射した。