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記憶すべき歴史だけ記述した…左・右の教科書戦争60年=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.21 11:08
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今年の教科書戦争はさらに混濁している。保守性向の教学社教科書の内容が公開される前、「安重根をテロリストと描いた」などという根拠のない歪曲が乱舞した。また「この教科書で勉強すれば修学能力で半分は間違う」と現役国会議員が政治攻勢を繰り広げたりもした。保守の反撃に続く進歩の再反撃だ。

歴史学界で左派の掌握力は相当なものだ。閉鎖的な反共教育の後遺症でもあった。すでに世界の知性界では時代が過ぎたと判明した左派理論が、1980年代の韓国で遅れて力を得た。北朝鮮に追従するNL(民族解放)、主思派(主体思想派)が大学運動圏の覇権を握るほどだった。主要大学・学会など歴史学界全般に左派の影響力が及んだ。

 
右派の反撃と左派の再反撃が繰り返されているが、これは成熟した学術論争につながらなかった。理念性向が強い一部の報道機関と政界が学者に先立ち、消耗的な政争をあおった。

こうした泥仕合には学界からも警戒の声が出ている。進歩的な視点で韓国現代史を解釈してきた徐仲錫(ソ・ジュンソク)元成均館大教授は「解放後は左右争いがあり、80年代までは強い国家権力による反共イデオロギーがあった。私たちが近現代史を正しく理解できる環境がなかった。左派も右派ももっと勉強をしなければいけない。今のように歴史的に混乱がある時期は事実にこだわるしかない。進歩勢力も保守勢力も事実に基づかなければいけない」と述べた。また「李承晩の独裁、朴正煕の独裁を批判するように、北が犯したことも当然批判しなければいけない」と話した。

国民統合市民運動共同代表の安秉直(アン・ビョンジク)ソウル大名誉教授は「国史学科のこの20年間の修・博士学位論文を見てほしい。社会経済史や政治史は少なく、ほとんどが運動史だ。抵抗的民族主義に立った左偏向」としながらも「大韓民国史はいくらでも左右の視点で書くことができる。大韓民国史体系か、運動史体系か。これは選択の問題だ。今はグローバリズムと自由主義に基づき、大韓民国史を正しく記述できると考える。これに対する学術論争が必要だ。今まではこうした席がなかった」と述べた。

歴史教科書論争が過度に政治と関連している現象も問題に指摘される。

ユン・ピョンジュン韓神大教授(哲学)は「歴史教科書論争が過度に政治化されている。現実政治勢力とつながっているからだ。その大半は非専門家だ。それでも権力獲得と執権のために“歴史教科書論争”を動員している。まず歴史学界内部の1次的な討論と談論の場が持続的に用意されなければいけない。そこで論争する必要がある。そこでろ過し、折衷点を探していかなければいけない」と強調した。

ドイツで西洋史を勉強したキム・ゴボン京畿大教授(史学)は「歴史論争を恐れる必要はない。それは国民的な合意に進む通過点だ。問題は歴史論争が歴史戦争に飛び火する時に発生する」とし「歴史を現実権力闘争のための武器として利用する“歴史の政治化”は問題だ。そこには大きな後遺症が生じるだろう」と警告した。


記憶すべき歴史だけ記述した…左・右の教科書戦争60年=韓国(1)

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