ネズミの脳に“誤った記憶”移植成功…日米研究チーム(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.26 13:55
「われわれの頭の中の記憶は現実そのままだろうか、“誤った記憶”を脳に移植することができるだろうか」。日米研究チームがSF映画にでも出てきそうなこの疑問に対する答えを出した。
光遺伝学技術を利用してネズミの脳に人為的に操作した記憶を植える実験に成功したのだ。昨年公開されたハリウッド映画『トータル・リコール』は、“過誤記憶(false memory)を扱った映画だ。2084年、平凡な日常を生きていた主人公(コリン・ファレル扮)は仮想体験のための偽りの記憶を注入しようとしたが事故に遭う。その後、謎の事件が続くと、主人公は自身が現実の中にいるのか、あるいは移植された記憶の中で彷徨っているのか混乱に陥る。