ソウル銅雀区で４階建ての建物が撤去中に一部崩壊…通行人が負傷
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.17 09:33
ソウル市銅雀区（トンジャクク）で撤去中だった建物の一部が崩壊し、破片が通行人に当たり負傷する事故が発生した。
１６日午前９時２６分ごろ、銅雀区新大方（シンデバン）２洞住民センター近くの４階建住商複合ビルの撤去工事現場で建物の一部が崩壊した。
消防当局によると、掘削機が建物後方で撤去作業を進めていたところ、建物の一部と建物の周囲に設置された鉄製フェンスが歩道側に崩れ落ちた。
この事故により近くをバイクで走行中だった銅雀区庁職員が腕と足に軽傷を負い病院に搬送された。車両と人の通行が少ない週末の朝のため追加の負傷者はいなかった。
当時工事現場には撤去作業をしていた労働者５人がいたが、全員が待避しており負傷者は出なかったと消防当局は伝えた。
事故地域は９３０世帯規模のマンションを建設するために建物の撤去作業が進められている再建築地域だ。
警察と消防当局は現場鑑識と目撃者の調査結果などに基づき正確な事故原因を究明する方針だ。