<クリントン・トランプ一騎打ち>暴言の異変…共和党候補の座獲得したトランプ氏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.05 09:59
11月に行われる米大統領選挙が民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏の対決に事実上確定した。トランプ氏が現地時間3日にインディアナ州の予備選で圧勝すると、彼を追っていた共和党2位のテッド・クルーズ氏が選挙戦中断を宣言し大統領候補はトランプ氏に整理された。
党大会を主管するラインス・プリーバス全国委員会委員長はツイッターで「トランプ氏が事実上の大統領候補指名者になるだろう」と明らかにした。米国の大統領選挙はワシントンの主流政治を代表するクリントン氏対政治アウトサイダーとしてのし上がってきたトランプ氏の初めての極と極の一騎打ちで行われることになった。同時に初めての男女対決で、女性大統領を狙うクリントンと不動産財閥出身のトランプ氏の票対決としても進行される。
昨年6月に「私は富豪」と話し出馬宣言した時には3%台の支持率にとどまっていたトランプ氏が暴言キャンペーンで選挙戦を引っかき回した後、政治名門家のジェブ・ブッシュ氏、若い保守マルコ・ルビオ氏に続き福音主義のクルーズ氏を相次いで落馬させ共和党トップに上がったのは米国民主主義の激変とみなされる。