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【コラム】韓国の7・30再・補欠選…自活力のない進歩政治の素顔

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.30 11:18
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7月30日の再・補欠選で、新政治民主連合と正義党はソウル銅雀乙と水原丁の選挙区でそれぞれ自党候補を撤収させる取引をした。両党は候補一本化について、党レベルではなく候補個人の決断だと強弁しているが、有権者にはそれがそれだという感じだ。銅雀乙では新政治連合の奇東旻(キ・ドンミン)候補と正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)候補の支持率がほぼ同じだったが、水原丁では新政治連合の朴光温(パク・グァンオン)候補が正義党の千皓宣(チョン・ホソン)候補よりはるかに優勢だった。このため交渉が妥結するには、銅雀乙では奇候補が降り、水原丁では千候補が辞退するのが、双方が「ウィン・ウィン(Win-Win)」する唯一の解決法だった。魯候補が候補一本化しなければ辞退すると背水の陣を敷いたのは、こうした流れを読み取った「ブラフィング(bluffing)」だったのかもしれない。

今日行われる銅雀乙と水原丁の選挙の結果がどう出るかは分からない。しかし候補一本化がない場合に比べると、野党候補の勝算が高まったのは間違いない。政治工学的な観点で候補一本化は確かに成功作だ。

 
しかし後味はよくない。選挙の度に繰り返される野党候補の一本化騒動はいつまで続くのだろうか。今のような状態なら、2016年の総選挙と2017年の大統領選挙でもまた野党候補一本化をめぐり駆け引きが行われるに違いない。お互いチキンゲームを続け、選挙の終盤に「救国の決断」という名分で一人が降りるというお決まりのシナリオだ。2002年の大統領選当時、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補と鄭夢準(チョン・モンジュン)候補の“屋台ラブショット”には有権者の心に響くものがあった。しかし最近の候補一本化はどうだろうか。選挙の通過儀礼となり、今では飽きを越えて疲労感まで感じる状況だ。

新政治連合は既成政党であるためそうだとしよう。進歩政治を自負する正義党の政治工学はいったい何だろうか。今回の場合、一見、最大関心地域の銅雀乙で候補を確保した正義党が実利をつかんだように見える。しかし長い目で見ると、今回の一本化で正義党は一人で立つことができない「進歩政治」の脆弱性を天下に自白した格好だ。正義党は2012年の大統領選候補はもちろん、今年6月の地方選挙でも、ソウル・京畿・仁川など首都圏で広域団体首長候補を出せなかった。野党候補一本化で押し出されるからだ。主要選挙で候補も出せない政党の存在意義が分からない。独自路線より候補一本化が重要な価値なら、なぜ新政治連合と合併しないのか。今のように選挙ごとに一本化を推進する方式が株価を上げるのに有利だという計算のためだろうか。

2010年に国民参与党が結党されると、当時の民主党の朴柱宣(パク・ジュソン)議員は「民主党に寄生し、特定人の政治的出世のために作られた選挙用仮設政党」と毒舌を浴びせたことがある。激しい表現だ。しかしその後の国民参与党の軌跡を見ると、朴議員の言葉は間違っていたわけではないようだ。正義党は4年前の朴議員の批判が今の自分たちに当てはまらないか省みる必要がある。自活力の側面で。

キム・ジョンハ政治国際部門次長

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