【取材日記】海外出張と出版記念会に押し出された北朝鮮の人権
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.27 14:04
「私は北朝鮮で、そして脱北して、本当につらいことをたくさん体験しました。議員様は政治的なショーばかり好み真正性がないようです。私の親戚や友人はいまでも北朝鮮でとても苦しいはずなのに…」
2月の臨時国会会期終了1日前の26日、今年西江(ソガン)大学を卒業したキム・ウンジュさんはため息をついた。2006年に脱北したキムさんは10日から10日間にわたり国会議員会館に住んだも同然だった。67の市民・社会団体連合体の「正しい北朝鮮人権法のための市民の会」で北朝鮮人権法をテーマに実施したアンケート調査を助けるためだった。キムさんをはじめとする南北出身の大学生12人は298人の国会議員室を2~3回ずつ訪問し質問を依頼した。与野党が10年ぶりに北朝鮮人権法を処理するという強い意志を見せたのに伴ったことだった。