韓経:サムスン電子、10-12月期にモバイルDRAM価格引き上げへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.15 13:27
世界トップのメモリー半導体企業のサムスン電子が今年10-12月期以降、一部のスマートフォン製造企業に対するモバイルDRAM供給価格を引き上げる計画という。これは来年からDRAM価格が段階的に下落するという市場の予想に反する。
中華圏経済専門メディアのエコノミーデイリーは14日、「サムスン電子が今年10-12月期にモバイルDRAM固定価格を最大19%引き上げることを決め、関連内容を一部の製造企業に通知した」と報じた。すると株式市場はすぐに反応した。SKハイニックスの株価は前日比3700ウォン(6.03%)高の6万5100ウォンで取引を終えた。サムスン電子株も0.85%値上がりした。SKハイニックスは売上高全体でDRAM事業が占める比率が75%にのぼる。サムスン電子のDRAM事業もメモリー事業全体の約60%を占める。