LGとは「蜜月」、サムスンとは「かけひき」……グーグルの二面戦略(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.02 10:41
#LGエレクトロニクスは26日、スペイン・バルセロナで開かれるモバイルワールドコングレス(MWC)でスマートフォンの新製品「G6」を公開する。今回の新作が例年より注目される理由は、グーグルが開発した人工知能(AI)サービス「グーグルアシスタント」が搭載されるものとされるためだ。グーグルアシスタントはユーザーの音声を認識して質問を把握し、音楽再生、予約、スケジュール照会、メッセージ伝送などを行う「スマートフォンの中の秘書」だ。グーグルが直接設計したスマートフォン「ピクセル」にこの機能を搭載したのを除くと外部のメーカーがアシスタントを活用するのは今回が初めてだ。
#サムスン電子は昨年3月に発売したフラッグシップスマートフォン「ギャラクシーS7」「S7エッジ」の基本ソフト(OS)を発売から10カ月過ぎた先月末に最新バージョン「ヌガー」にアップデートできるようになった。ヌガーは前作の「マシュマロ」に比べ機能が大幅に強化された。インターネットサイトに指紋認識だけでログインできるようになり、画面分割機能拡大、アプリ実行速度向上などさまざまな機能が搭載された。ギャラクシーS7ユーザーはOSアップグレードだけでもこうした最新機能を利用できたがグーグルは昨年8月末に発売されたヌガーを年が明けてからサムスン電子がアップデートできるようにした。