「韓国人が韓国市場に最も悲観的」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.09.20 16:08
--ゴールドマンサックスの報告書でも、経常収支赤字国に対する警告が核心だった。経常収支の規模がなぜ重要な指標になるのか。
「正直、経常収支の問題が浮上してから数カ月しか経っていない。その間、アジア新興国の未来を眺めて、多くの資本が流入してきた。インドネシアのような国の株式市場が、慢性的な貿易赤字にもかかわらず急騰を繰り返したのはそのためだ。海外から入る資金で赤字を埋めてきた。ところがテーパリング(tapering・量的緩和の縮小)が始まる場合、資金は抜け出るが、貿易赤字は短期間に改善されないのではないか。そうして問題が浮上し始めた」