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北、米国に「核能力」誇示し立場強化へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.04 11:20
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北朝鮮が3日、使用済み核燃料棒8000本の再処理を完了し、プルトニウムを抽出したとして、核兵器化を公式に宣言した。

朝米交渉を行う決断を下すよう米国側に促しながら「米国が準備ができていないなら、われわれ(北朝鮮)も自分の道を進めばよい」と公表してから1日後だ。北朝鮮のこうした出方は、核製造能力をアピールし、核保有国としての立場を強化する狙いと考えられる。朝米交渉を「核軍縮交渉」に運ぶためのメッセージかもしれない。

 
今回の発表で、北朝鮮の非核化プロセスはより複雑になった。今年8月にプルトニウムを再処理した過程も検証しなければいけないからだ。北朝鮮の今回の発表は、朝米交渉に対する立場の調整を先送りしているオバマ政権に圧力を加えつつ、攻勢に転じた性格が強い。外交当局者は北朝鮮の発表の「時差」に留意する必要があるという見方を示した。

北朝鮮国営・朝鮮中央通信の報道によると、使用済み核燃料棒の再処理を終えた時点は8月下旬だ。北朝鮮はこれに先立ち、今年4月に再処理への着手を宣言し、6月に抽出したプルトニウムの全量を武器化すると明らかにした。4カ月間にわたる作業の末、8月下旬に再処理を終えたが、公式の発表は2カ月以上も先送りしていたわけだ。

8月下旬なら、北朝鮮が全面的に融和政策を取っていた時点だ。ビル・クリントン元米大統領の訪朝や、拘束中だった米国人女性記者らの釈放を皮切りに、開城(ケソン)工業団地に拘束していた労働者の解放、故金大中(キム・デジュン)元大統領への弔問団派遣--などが次々と行われた。ボズワース米特別代表(北朝鮮担当)を招待したのも同じ時期だ。

北朝鮮は続いて、中国の温家宝首相を招待し、6カ国協議に復帰する意向を表明した。融和ムードの醸成に冷水を浴びせる「再処理完了の宣言」は、カードとして残しておいたということになる。北朝鮮外務省の李根(リ・グン)米州局長が訪米日程を終えて帰途についた直後に再処理完了を発表したのも注目すべき部分だ。これは李根局長と米国のソン・キム6カ国協議担当特使の会見が、北朝鮮の期待に及ばなかったという傍証になる。

北朝鮮は2日付の報道で「この接触は朝米交渉に向けた予備接触ではない。よって実質的な問題が協議されたものはない」とした。これは双方が原則的な立場だけ再確認しており、ボズワース特別代表の訪朝日程を決める問題などについてはこれといった成果がなかったという意味にも考えられる。2人が2人きりで会った回数も当初の予想とは異なり、1回にとどまった。

政府当局者は「米国は北朝鮮とは異なり、李根-ソン・キム両氏の会同に大きな意味を与えていない」とした上で「これは、北朝鮮が従来の立場から大きな変化を見せていないことによるもので、北朝鮮が期待する水準を下げるための戦術の一環でもある」という認識を示した。結局、北朝鮮の一歩遅れた「再処理完了」の発表は、米国の中途半端な態度に対する不満を露骨に示したものといえる。

また、北朝鮮の従来の交渉戦術から考えれば、いつかは再開される朝米交渉と本格的な核交渉に備え、立場を強化するための取り組みとも考えられる。交渉に復帰するとしても、核能力を最大限に高めた状況で行ってこそ、獲得できるものが多いというのが北朝鮮の思惑である。

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