売春斡旋などの疑惑をかけられている歌手Ｖ．Ｉことイ・スンヒョン容疑者が１４日、拘束前被疑者尋問（令状実質審査）を受けるために１４日裁判所に出席した。

イ容疑者はこの日午前１０時ごろ、ソウル瑞草区（ソチョグ）ソウル中央地裁に到着した。彼は「売春事実を認めるか」「横領疑惑を認めるか」など取材陣質問に答えず直ちに法廷へ向かった。

イ容疑者はこの日午前１０時３０分から同業者のユ・インソク前ユリホールディングス代表とともに拘束令状審査を受ける。２人が拘束されるかどうかはこの日午後遅く決定されるものと見られる。

これに先立って、検察は売春斡旋など行為の処罰に関する法律違反、特定経済犯罪加重処罰法上横領、食品衛生法違反など疑惑で警察が申請したイ容疑者とユ前代表の拘束令状を９日、請求した。

イ容疑者とユ前代表は２０１５年、日本人事業家一行に売春を斡旋した疑惑が持たれている。警察はユ前代表が日本人事業家一行に性接待をするために女性たちを呼んでその代金を斡旋者の口座に振り込んだ事実を確認した。

イ容疑者は同年、国内で直接売春した事実も明るみに出て拘束令状に売春疑惑も追加された。

イ容疑者とユ前代表はクラブ「バーニング・サン」の資金５億３０００万ウォン（約４８９８万円）を横領した疑惑も持たれている。警察は彼らがともにたてたクラブ・バー「モンキーミュージアム」のブランド使用料などで「バーニング・サン」の収益金を横領したとみている。

この他に、２人は「モンキーミュージアム」を運営していた当時、時店を遊興酒店でない一般飲食店に申告し、食品衛生法を違反したという疑惑もかけられている。