주요 기사 바로가기

【コラム】英語辞典だけ見ているという朴前大統領(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.05.22 15:29
0
朴槿恵(パク・クネ)前大統領は新聞を読まないという。それまで14種類の新聞を購読していたが、全てやめたという。3月31日、朴前大統領が拘束されてから世の中は大きく変わった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の主人が変わった。その過程もドラマだった。このような知らせを朴前大統領は聞きたくなかったのかもしれない。

ところが英韓辞典だけを見ているというニュースはいろいろな事を考えさせる。複雑な現実を忘れるために意味のない英単語を呪文のように覚えているのだろうか。今週から公判が始まる。このような緊迫した瞬間に、現実との間に壁を築こうとしているとは。朴前大統領には本当に何の問題もないのか。

 
チョン・ホソン前秘書官も拘束された。崔順実(チェ・スンシル)氏も一緒に裁判を受ける境遇だ。面倒を見る人がいなくては何もできない朴大統領の立場としては困惑した状況なのかもしれない。拘置所の独房に座り、10月26日以降、激しい孤独と裏切りを再び味わってはいないだろうか。

このような状況をどのように耐えるかというのは、個人的な問題だ。だが、対処方法は深刻だ。昨年、弾劾局面で見せた対応は見ていてあきれた。助ける人がいないのだという気がした。最も大きな問題は本人の共感能力だ。だが、そうであればあるほど横で助けてくれる人が必要だ。そのような人はいなさそうに見える。利用しようとする人しかいない。まずは弁護士が問題だ。

サムスン側のある関係者が心配だと述べた。朴槿恵前大統領の弁護人が捜査記録すら見ずに裁判に出席しているようだという。朴前大統領の弁護人は弾劾審判の時から捜査記録と異なる、全くあさっての方向の話をした。さらに以前の審理で言及された内容を把握できないまま弁論することもあった。

捜査記録の量が途方もなく多い。特検が検察から受け取った記録が1トントラック1台分はゆうにあったという。再び特検が捜査して検察に渡した資料が1トントラック2台分で10万ページを越えていたという。このような膨大な捜査記録を十分に検討するためには、相当な数の弁護人が動員されなければならない。小説のように漫然と読むこともできない。法理検討と公判戦略まで立てながら熟読しなければならない。

資料を読むだけにとどまらない。検察とは別に、依頼人に有利な証拠と資料を収集しなければならない。大型ローファームでなければこのようなハードな状況には耐えられない。

だが、朴前大統領の弁護人は弾劾審判の際、ほとんどがボランティアだった。それでも弾劾審判当時、朴前大統領の弁護人は泰然としていた。毎週、太極旗集会に参加していた。太極旗を体に巻きつけて、大極旗を振って「弾劾は親北朝鮮左翼の陰謀」と主張した。弁論もそのようなやり方だった。ある弁護人は主審裁判官に向かって「請求人の首席代理人」と訓戒を垂れた。また別の弁護人は法廷で太極旗を掲げてデモをした。そのような突出した行動が朴前大統領の役に立つはずがない。朴前大統領を売って自分の商売をしたようなものだ。

朴前大統領裁判は司法審判であり政治的事件だ。O・J・シンプソン事件のように、靴下の両側に血がついたものを糸口に証拠をつぶしていったからといって政治的結論が揺れるはずがない。朴前大統領が韓英辞典だけを見ているのも、もしかしたらそのためなのかもしれない。だが、本当にそのような判断をしたとすれば、初めから対応が異なるべきだった。初めから自分がしたことを率直に公開し、本人の心情を明らかにし、謝るべきだった。朴前大統領がした真実は一つだ。記録が3トンではなくて300トンだとしても複雑なものはない。法的な、また、政治的な審判を受け入れれば良い。やましく言いがかりをつけることではない。それが政治指導者の態度だ。。(中央SUNDAY第532号)


【コラム】英語辞典だけ見ているという朴前大統領(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP