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【時論】金正恩、スイス式国家発展モデルを目指す?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.23 13:31
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第三に、彼はスイスで「北朝鮮式国家発展」のモデルを発見したかもしれない。スイスはドイツ・フランス・イタリアのような強大国に囲まれながらも永世中立国として「自主性」を守っている。欧州連合(EU)に加入せずとも、堅実な経済成長を示している。スイスは草の根基層単位で網の目のような細かい相互監視ネットワークが敷かれている。見知らぬ人間が町内のスーパーに頻繁に出入りしていたらいつのまにか届出られ、出動した警察の詳細な身元確認を避けることはできない場所がスイスだ。それなりに有名な観光地に行けば、当局の「除草作業」水準に驚くだろう。だが、短期滞在観光客はこのような安全と秩序と清潔を強制するメカニズムをうまく認識できない。万一、類似のネットワークが北朝鮮で働けば、「資本主義の弊害」を防ぐための別途の「蚊帳」は必要がない。

最後に、金正恩はスイス特有の山岳的属性を看破したかもしれない。これは排他的な「島国根性」と似ている。山の谷間ごとにビールの味やチーズの味も異なる。表面では外部の人々に開放的で親和的に映るが、めったなことでは本心を見せない。地理的には欧州大陸の中心にあるが実際には孤立した島のような地位をむしろ積極的に受け入れている。

 
金正恩にとって、このような二重性は「表面と内面は別々に」の便利さによって、その時々で使い分けられることが魅力的なインスピレーションを提供している。金正恩にはわき水のように出てくる物質的豊かさと余裕が日常の中に入り込んでいるスイスの記憶が今でも強烈に残っているだろう。そのため短期的には観光資源の現金化に切実な外部資本を引き込むために制裁解除に全力投球しようとする。終戦宣言に積極的なのもこのような脈絡から見ることができる。

このようなシナリオの大前提は「地下室に隠しておいた核爆弾」だ。金正恩は2013年に並進路線を宣言したが、それから5年後の4月20日に開かれた党中央委員会第7期第3回全員会議で新たな経済建設路線を打ち出した。だが、当時の全員会議決定に伴う「経済集中」への転換がCVID方式の核廃棄を意味するものと速断してはならない。非核化はひたすら「金正恩式」で進められるとみられるためだ。

ソン・スンジョン/大田(テジョン)大学軍史学科教授・元スイス大使館国防武官

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