よみがえる「日本帝国陸軍」亡霊、陸上自衛隊のあきれる日報隠蔽(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.05 15:59
いったいなぜ日本社会は陸上自衛隊の一挙手一投足が注目されるのか。過去に日本の陸軍は政府でなく天皇の軍隊だった。政府と対等な立場で、政府でなく天皇の指揮だけを受ける組織だった。内閣の陸軍大臣も現役陸軍大将が務めた。陸軍大臣が握っている軍政権も一線軍隊の軍令権もすべて陸軍が掌握した。政府のコントロールを受けない陸軍の専横は日本を軍国主義に向かわせた。陸上自衛隊に対する日本社会のトラウマはそれだけに根深い。
日本国内に右翼的な声を代弁してきた産経新聞までも5日付で「陸上総隊の発足など大規模な組織改編の前提は国民の信頼であり、陸自が防衛相の指示に結果的に従わなかったことは、文民統制の実効性を疑わせることになりかねない」と強く批判した。