朴前大統領、あす初めての裁判…崔順実被告と同じ法廷に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.22 14:13
◆他の国政壟断事件資料も証拠になるか
収賄以外にも朴前大統領の容疑の大部分は崔被告と安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)経済首席の職権乱用容疑裁判、金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長の「ブラックリスト」裁判、チョン・ホソン前付属秘書官の公務上秘密漏洩裁判の内容とそれぞれ重なっている。このため、すでに行われている他の国政壟断事件の書類証拠調査や証人尋問の内容をまとめた公判調書が朴前大統領の裁判で証拠として採択された場合、審理期間が大きく短縮されうる。部長判事を務めた経験のある弁護士は「公判調書は法廷で行われた調査を録音した文書などなので、証拠能力が高く、裁判所が朴前大統領の事件を審理する証拠として採択する可能性が高い」と展望した。