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【時視各角】世界通貨戦争の暗雲が押し寄せる=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.22 10:42
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それでも準機軸通貨国の欧州と日本がマイナス金利を強行する狙いは何か。一言で言えば外国資金を押し出して通貨価値を下げるためだ。デンマークとスイスがマイナス金利を導入したのも自国通貨であるクローネとスイスフランの急速な切り上げを防ぐためだ。日本も同じだ。中国経済が揺らぎ国際原油価格が急落するとすぐマイナス金利カードを切った。日本の投資家が海外資産を売って国内に搬入し、国際資金も安全資産側に逃避し円の価値が急速に切り上げられたためだ。こうした円高で日本経済は昨年末から再びマイナス成長に陥り、今年1月の輸出は前年同期比12.9%も後退した。「経済は心理」というアベノミクスがデフレ心理のため危険になったのだ。

日本と欧州のマイナス金利は単純な通貨政策ではない。世界通貨戦争を意味する。為替相場戦争の引き金を引いたも同然だ。日本と欧州のマイナス金利は短期的に自分たちの通貨高を防ぐかもしれない。だが世界的投資家のジム・ロジャースは「長期的に金融のアルマゲドン(終末)が近づくだろう」と警告する。マイナス金利が景気浮揚どころか株式・不動産の資産バブルを呼び、さらに恐ろしい災難を招く危険な政策ということだ。

 
米国が金利引き下げを再びいじり、韓国でも基準金利引き下げを圧迫する声が高まっている。だがマイナス金利や量的緩和のような粗暴な実験は機軸・準基軸通貨国の専有物だ。ウォンのような周辺部通貨の基準金利は堪えられる時まで堪えるのが良い。ウォン相場もできるだけ市場にまかせてだ。一度流動性の罠に陥ってしまえば欧州や日本と違い韓国は一発でやられてしまうかもしれない。世界はいつの間にか財政の崖・消費の崖・人口の崖などあらゆる崖だらけだ。マイナス金利によって政策の崖まで近づいた。韓国もいつ貨幣戦争に巻き込まれるかもわからない。最悪に備え最終兵器は最大限惜しんでおくのが良い。

イ・チョルホ論説室長


【時視各角】世界通貨戦争の暗雲が押し寄せる=韓国(1)

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