1時間に1億個のPM2.5吸い込む…肺の中まで=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.27 11:31
ソウル市内の微小粒子状物質(PM2.5)が1立方メートルあたり162マイクログラムまで増えた25日昼12時、ソウル銅雀区のボラメ公園。公園の隣の高層ビルもかすんで見えた。約400の市民が運動のため陸上トラックに沿って歩いていたが、マスクを着用している人は10人ほどにすぎない。さらにほとんどが黄砂用のマスクではなく一般の防寒用マスクだった。
昼休みを利用して運動をしにきたというパクさん(69、女性)は「少しだけ歩こうと思って出てきたので、マスクまで準備する考えはなかった」とし「PM2.5のためか、のどが少しおかしな感じがする」と話した。
記者は薬局で購入した使い捨て黄砂用マスクを着用し、市民の間でゆっくりとトラックを歩いた。マスクは呼吸をする度に膨らみ、眼鏡は曇った。1時間着用した後に見ると、白いマスクのあちこちに非常に小さい黒い粉のようなものが付いていた。マスクを使用しなければそのまま吸い込んでいたはずだ。