ソニー・東芝など日本ビッグ9を抜いた‘韓国のライジングサン’

ソニー・東芝など日本ビッグ9を抜いた‘韓国のライジングサン’

2009年12月24日08時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「09年を輝かせた企業」三星電子

  今年10月末、主要企業の7-9月期の実績が公開されると、日本は騒々しくなった。日本経済新聞が「韓国の三星(サムスン)電子1社の収益(4兆ウォン)がソニー・パナソニック・東芝・日立など日本上位9社の収益の合計(2兆ウォン)より多い」と報じた。米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)は11月初めに掲載した分析記事で、三星電子を「韓国のライジングサン」と称賛した。

  三星電子は部品分野で半導体・LCD、完成品分野でテレビ・携帯電話が世界的レベルの競争力を確保している。特にテレビは半導体とともに数年間にわたり世界市場1位を守っている。今年も発光ダイオード(LED)を光源に採用したLCDテレビで新しい市場を創造し、四半期別に1兆ウォン(約800億円)の利益を出している。

  三星電子は04年、従来のブラウン管テレビの代わりに新しい市場である薄型テレビに視線を向けた。プラズマ(PDP)と液晶(LCD) テレビが主導権を争った時期だったが、積極的にパネル工場を新築し、LCDに集中した。

  垂直系列化と同時にデザインも重視した。初めて成果を出した製品は05年の「ローマ」シリーズ。下の部分をV字にして初めて100万台の販売を記録した。「ローマ」に続き‘薄型テレビの標準’といえる「ボルドー」シリーズが誕生した。

  06年初めに米ラスベガスで開催された「消費者家電ショー」(CES)でこの製品を公開し、展示場がざわめいた。光沢のある黒の枠にスピーカーを隠したスリムなデザインは、銀色の枠にスピーカーを付けた従来の薄型テレビとは明確に違う姿だった。ボルドーは同年3月から市販に入り、6カ月で100万台を販売した。

  「ベストバイ」をはじめとする米国の電子量販店でテレビ陳列台の一番前を占めていた‘ソニー・シャープ・パナソニック’の三銃士が‘三星・ソニー・パナソニック’に変わったのもこの時期だ。翌年開かれたCESではほとんどすべての電子企業が「光沢のある黒のスリム型テレビ」を主力製品に出すほど、「ボルドー」の波及効果は大きかった。ボルドーを前面に出しながら世界テレビ市場の先頭に立った三星電子は、今年7-9月期までトップを維持している。

  三星電子が今年出したLEDテレビ(6000・7000・8000シリーズ)はボルドーの栄光を再現するほどの製品だ。三星電子やソニーは06年から従来の蛍光灯(CCFL)の代わりにLEDをバックライトに採用したLCDテレビを出してきた。電力消耗が少なく、色の再現力も優れ、次世代製品として関心を集めたが、価格が高いため積極的なマーケティングは難しい状況だった。

  三星電子はLEDテレビを従来のLCDテレビの改善型ではなく、新しいカテゴリーとする戦略を持ち出した。海外では「新しい種」(The New Species)、国内では「既存テレビと一線を画する」というスローガンでアプローチした。このおかげで相対的に高い価格にもかかわらず、今年は9月まで120万台が売れる成功を収めた。

  評価も良かった。情報通信専門サイトのシーネットはレビューで「素晴らしいデザインと驚くほどの画質」とし、テレビ分野で歴代最高点を与えた。フィナンシャルタイムズも「テレビについて新しく定義した」と報じた。今年、米国「CES革新賞」、ドイツ「iF最高賞」、ロシア「今年の製品」、大韓民国「マルチメディア大賞」など国内外で大きな賞を受賞した。
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