ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソック)教授チームがまた気炎を吐いた。 今度は世界初となるクローン犬に成功する快挙を成し遂げた。 施設や研究費規模など先進国に比べて劣る研究環境を克服しながら、相次いだ成功を収めている黄博士チームには激励と拍手を送りたい。
クローン犬は、単純に人間の周辺にいる動物を複製したという次元以上の意味を持つ。 これまでクローン化を試みた動物のうち、複製が最も難しいとされた犬の障壁を、韓国科学者らが乗り越えたのだ。 クローン羊ドリーを誕生させた英エディンバラ大のウィルムット博士も「犬の複製は動物クローン研究で最も大きな事件」と評したほどだ。 いまや韓国は胚性幹細胞(ES細胞)に続き、動物の複製でも世界先頭圏に入ったのである。