日本から中国へ、韓流熱風の地図変わる…「新韓流天王」が登場(2)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.03.24 19:53
◆嫌韓を勝ち抜いた「新韓流天王」…どこまで行くか
かつてペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、クォン・サンウ、チャン・ドンゴンら別名「第1世代韓流天王」は、2000年代初期に韓流を導いて特に日本で絶対的な支持を受けた。イ・ジュンギやチャン・グンソクらも韓流1.5世代と呼ばれて日本で猛活躍した。だが今や市場が変わった。3年余り前から日本では反韓流の動きが感知された。チャン・グンソクやキム・テヒなどが大変なデマに苦しめられ、キム・テヒの場合はモデルをつとめていたブランドが現地で不買運動の被害をこうむった。韓流最高スターと呼ばれたKARAや少女時代の人気もつまづいた。
こうした雰囲気の中でエンターテインメント業界が視線を転じたところは中国大陸。中国のエンターテインメント事業規模は業界最高の米国を超えている。映画市場はハリウッドに続き2位の規模だ。ハリウッドの大作がアジアマスコミ試写会に日本を必ず経ていた動きも、次第に中国へと移っている傾向だ。待遇も変わった。中華圏内の韓流スターの広告ギャランティーは国内に比べ1.5倍、多くて2倍以上だ。広告エージェンシーのユン・ソルヒ氏は「ドラマや映画出演料もかなり高くなったが、広告ギャランティーの上昇が目につく」として「イ・ミンホ、キム・スヒョン、チョン・ジヒョンらの広告ギャランティーは10億ウォンから15億ウォン(1年基準)ラインを超えた。『呼び値が買い値』という話まで出てきている」と話した。