金正恩氏の金庫管理人「39号室長」交代か

金正恩氏の金庫管理人「39号室長」交代か

2017年10月12日16時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の統治資金を管理すると知られている労働党39号室の責任者が制裁のリストに入らない人物に交代されたという韓国政府の分析結果が出ている。

  国家情報院傘下研究機関である国家安保戦略研究院所属のイ・ギドン北朝鮮体制研究室長は11日、開かれた研究院主催記者懇談会で7日行われた「北朝鮮労働党7期第2回全員会議」で党中央委員会部長に新しく任命されたシン・リョンマン氏の肩書きに関連して「シン・リョンマン氏が39号室で長く副室長を務めた。シン・リョンマン氏がチョン・イルチュン氏が担当していた39号室長を引き受けたのではないか、有力視されている」と明らかにした。

  イ室長は「チョン・イルチュン氏が対北朝鮮制裁のリストに入り、活動が難しくなったのが交代の背景ではないかと思う」と分析した。チョン・イルチュン氏は欧州連合(EU)の制裁対象に含まれている。

  39号室は金委員長の統治資金を用意・管理する所だ。大成(テソン)銀行と高麗(コリョ)銀行など主な金融機関と最も重要な企業を所有している。「スーパーノート」(米100ドルのニセ札)製作と麻薬取り引きなどを通した外貨稼ぎにも関与してきたと伝えられている。

  労働党には金正恩委員長の統治資金を国内で集める38号室と海外で集める39号室があったが、昨年2カ所いずれも39号室に統合されたと伝えられた。

  イ室長は北朝鮮のミサイル開発の総責と見られる李万建(リ・マンゴン)労働党軍需工場部長も今回交代されたと分析した。李万建氏は8日開かれた金正日(キム・ジョンイル)党総秘書推戴20周年中央慶祝大会の「主席団」から排除された。

  イ室長は「李万建氏が党中央委軍需担当副委員長兼軍需工場部長だったが、今回確定することは難しいが、軍需工場部長職から退いたようだ」としながら慈江道(チャガンド)党責任秘書出身の朱永植(チュ・ヨンシク)氏が李万建氏の後任である可能性があると明らかにした。

  彼は「李万建部長は業務上では更迭されるような理由を探すことは難しい」とし「高齢にともなう世代交代の可能性もある」と話した。李万建氏はことしで72歳だ。
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