潘前国連事務総長の帰国に韓国次期大統領候補らが牽制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.05 09:28
韓国野党圏の大統領候補である文在寅(ムン・ジェイン、共に民主党)と安哲秀(アン・チョルス、国民の党)前代表が潘基文(パン・ギムン)氏に対して同時に牽制球を投げた。
文氏は4日、慶南道(キョンナムド)議会で開かれたある地域紙記者との懇談会で「潘氏は旧時代と旧体制の恩恵を常に享受してきた人。ろうそく民心が求める切迫した意志があるのか疑問」としながら「積弊大清算、社会大改革を望む民心に適合した人だろうか」と反問した。「海外に長くいて政治活動をしていないので、その力は検証されていない。この難しい時期に難局を打開していく準備ができているのか未知数」とも主張した。民主党 の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官もブリーフィングで「潘氏の帰国に準備された花道はない」と話した。