「北が別の道行かないよう…」ビーガン氏が言及したその“道”とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.15 16:07
米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表は14日(現地時間)、「北朝鮮が別の道に行かないように国連安全保障理事会が協力してほしい」と明らかにした。この日、中国やロシアなど15カ国の国連安保理理事国代表を対象に行われた2回目の米朝首脳会談結果を説明する席上でだ。ビーガン代表は約1時間行われた会合で、先月27~28日にベトナム・ハノイで開かれたドナルド・トランプ米国大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の首脳会談結果を共有したという。
この日の会合に参加した関係者は「(ビーガン代表が)現在の対話モメンタムを維持しながら、北朝鮮が挑発や別の道に行かないように関与してプロセスが再開するよう助けてほしいという趣旨の発言をした」と説明した。ビーガン代表が言及した「(北朝鮮の)別の道」については具体的にどのような内容なのかはまだ確認されていない。ただ、ビーガン代表が「(北朝鮮との)外交は広く開いている」「北朝鮮が挑発や別の道」という表現を使った点を考慮すると、「別の道」は現在の対話基調とは異なる、すなわち北朝鮮の軍事的行動や核・ミサイル開発の強行を通した核保有国地位の確保を推進するということを意味するものとみられる。