【コラム】金持ち中国人観光客を韓国に誘致するためには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.02 09:05
旧正月連休の際、中国人観光客の韓国訪問の推移をめぐって様々な意見が出ている。昨年、高高度防衛ミサイル体系(THAAD)配備の決定による余波で游客(中国人観光客)が減って観光業界や商人が困難を強いられているという分析と、かえって訪問客数が昨年より若干増えたという主張がぶつかる。
韓国観光公社による游客の入国統計を調べた。今年の旧正月連休の5日間(1月27~31日)入国した游客は約10万人と暫定集計された。団体と個別旅行客を加えた数値だ。昨年の旧正月連休の5日間(2月7~11日)入国した游客は9万2000人。それぞれの旧正月連休で比べると游客の訪韓が約8%増加した。だが、昨年と同じ期間(1月27~31日)に10万5000人が入国したことに比べれば、5%ぐらい減少した。商人が体感する落ち幅が大きいかもしれない。このような状況なので見方や立場によってそれぞれ異なることが分かる。