【コラム】大宇造船への未練捨てる時だ=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.04 16:18
「損して売る」という言葉は商売人の代表的な嘘だというのに、どして世界2位の大宇造船が損して売るような商売を続けたのか。
誰も責任を負わなかった企業の支配構造がその危険を内包していた。産業銀行は2005年7月から大宇造船に経営管理団を派遣した。だが大宇造船の状態は悪化の一途だ。産業銀行の大宇造船不良責任論が出てくる理由だ。さらに監査院まで出てきて責任論について事実かどうかを判断中だ。しかし監査院の監査にも明らかにならないあらゆる悪臭が鼻をついている。大宇造船の社外重役や監査はもちろん顧問・諮問役などの席をめぐって数多くの請託が横行していたというのは公然の秘密だ。政府の持分がない国民銀行やKT・ポスコも戦利品のようにしている政府・政界が大宇造船を完全に放っておくわけがない。