宇宙ロケット「羅老」の成否が分かるのは打ち上げ9分後

宇宙ロケット「羅老」の成否が分かるのは打ち上げ9分後

2009年08月18日08時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  宇宙ロケット「羅老」の打ち上げ(19日)が明日に迫った中、成功の確率に関心が集まっている。成功すれば国家宇宙開発に弾みがつくが、失敗すれば冷や水を浴びる格好となるからだ。もし失敗した場合、2回目の打ち上げに関係なく、「5025億ウォン(約400億円)の花火遊び」という批判は避けられなくなる。

  打ち上げ失敗の統計は、発射直後にロケットが爆発する場合だけでなく、運搬体(衛星など)を軌道に乗せられないケースなども含む。「羅老」には運搬体として科学技術衛星が搭載されている。これを乗せる軌道は最短300キロ-最長1500キロの楕円。「羅老」はまず宇宙に打ち上げられなければならず、科学衛星を軌道に乗せてこそ成功と見なされる。

  世界的にロケットを自国開発し保有している国は米国・ロシア・フランス・日本・中国・英国・インド・イスラエル・イランの9カ国。ロケットを50回以上打ち上げている上位5カ国の成功率を見ると、ロシアがトップだ。ロシアはスプートニク号から2770回もロケットを打ち上げ、成功率は93.5%にのぼる。米国は1316回で87.5%、ヨーロッパは143回で89.5%、中国は68回で82.4%、日本は61回で85.2%の成功率となっている。

  「羅老」の場合、ロシアから第1段ロケットを導入したため、成功率は高いと予想される。しかし韓国航空宇宙研究院の李柱鎮(イ・ジュジン)院長は「初めて開発した発射体の打ち上げ成功率は非常に低い。国際的にもロケットを開発した11カ国のうちロシア・フランス・イスラエルの3カ国だけが最初の打ち上げで成功している」と述べた。統計的には最初の打ち上げの成功率は27.2%にすぎない。「羅老」の成功を確信できない理由だ。

  「羅老」の第1段ロケットはロシア製だが、今回開発されて初めての飛行となるうえ、第2段ロケットも韓国が独自に開発し、初めて打ち上げるからだ。羅老宇宙センターも建設後初めての打ち上げとなる。教育科学技術部や韓国航空宇宙研究院としては打ち上げ失敗の可能性を考えたくもないが、条件は良いことばかりではない。

  国民の関心と期待が膨らんでいるのとは対照的に、関連機関の関係者は深刻な緊張と焦燥感に包まれている。李柱鎮院長は「一般的に最初のロケット打ち上げの成功確率が高くないが、羅老は緻密な実験と点検を繰り返してきたので必ず成功すると信じている」と強調した。
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