宇宙ロケット「羅老」の成否が分かるのは打ち上げ9分後
宇宙ロケット「羅老」の打ち上げ(19日)が明日に迫った中、成功の確率に関心が集まっている。成功すれば国家宇宙開発に弾みがつくが、失敗すれば冷や水を浴びる格好となるからだ。もし失敗した場合、2回目の打ち上げに関係なく、「5025億ウォン(約400億円)の花火遊び」という批判は避けられなくなる。
打ち上げ失敗の統計は、発射直後にロケットが爆発する場合だけでなく、運搬体(衛星など)を軌道に乗せられないケースなども含む。「羅老」には運搬体として科学技術衛星が搭載されている。これを乗せる軌道は最短300キロ-最長1500キロの楕円。「羅老」はまず宇宙に打ち上げられなければならず、科学衛星を軌道に乗せてこそ成功と見なされる。