ポンペオ氏「10日内に米朝会談を期待」…今度は金与正氏の訪米?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.22 14:25
マイク・ポンペオ米国務長官が「約10日内に会談期待」と発言した。ポンペオ長官は19日(現地時間)、メキシコ歴訪中にボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送とのインタビューで第2回米朝首脳会談の日程と場所を決める作業を進めているとして「関連議論のために約10日内に私と北朝鮮のカウンターパートの高官会談が『ここ』で開かれることを非常に期待している(very hopeful)」と話した。直ちにこれを受け、「金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長が近いうちにワシントンを訪問するだろう」という分析が出た。一部では「ポンペオ氏の4回目の訪問の際、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談に同席した金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が今度は金英哲氏の代わりにポンペオ氏の新しいカウンターパートとして出るだろう」という見通しも台頭している。ただし、米国務省や韓国の外交部は「現段階で言及する事項がない」として慎重な反応を見せている。
ワシントン消息筋の分析を総合すれば、大体2つの見方に分かれる。まず、第2回米朝首脳会談の具体的な時期および場所、議題を「高官級」で協議するのが中間選挙(11月6日)に肯定的な影響を及ぼすだろうと判断したということだ。首脳会談を中間選挙の前にしたり、何らかの「非核化の結果」を出したりするのはむしろ選挙に逆風を与える可能性があるが、ポンペオ長官と北朝鮮の高官級要人が会合して第2回首脳会談の時期と場所を議論する姿を「見せる」のは役に立つ可能性があるという趣旨だ。場所を第3国でない「ここ」、すなわちワシントンを選んだのももちろん、このような観点で言った可能性が大きい。ポンペオ長官は19日、メキシコのメキシコシティを訪れてボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで高官級会談に言及した。その時、「ここ」と明らかにしたが、メキシコでなく米国を意味したという見方が多い。