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【取材日記】中国のノーベル平和賞受賞者の死去に沈黙する文在寅政府

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.17 09:05
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中国民主化の運動家でありノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が息をひきとった翌日である14日。彼の死去に対する韓国政府の立場を外交部に尋ねた。「検討中」とか「悩んでいる」という回答が終日繰り返された。夕方になってようやく出した政府の立場は簡単だった。「韓国政府は彼が歩んできた道についてよく知っている。彼の永眠を祈って遺族にも哀悼の意を伝える」。

「彼が歩んできた道」に対する説明や評価はなかった。劉暁波氏の名前もなかった。

 
その他に公式声明や論評、政府高位要人の公開発言もなかった。政府の立場を問い合わせしてこそ外交部当局者がこのような2行の内容を教えてくれた。

劉暁波氏は最後の瞬間まで民主化と人権運動に対する所信を屈しなかった中国最高の知性であり、良心だった。そのような彼に対して政府は公開的な哀悼の意も表明しなかった。全世界を驚かせたろうそくの力、それから誕生した政府、人権弁護士出身大統領、国際的人権専門家が外交部長官である国で民主主義と人権守護のために一生を捧げた彼の死に沈黙した。

苦々しく思っていたことが思い出した。2010年ノルウェーのノーベル平和賞委員会が劉暁波氏を受賞者として選んだとき、中国政府は各国に「授賞式に参加しないように」と圧迫した。韓国は結果的には慣例通りにノルウェー駐在大使が参加したが、その過程が問題だった。外部の要人まで集めて諮問を求め、大使より格を下げて出席させる方針を検討するなど、人権問題に中国の顔色をうかがうような印象を与えた。

当時、このようなことを悩んだといって中国が韓国に有り難く思ったのだろうか。今、劉暁波氏の死去に対して政府が公開立場の表明を自制するからといって中国が高高度防衛ミサイル(THAAD)体系の配備に対する報復をやめると思うだろうか。答えは簡単に予想できるだろう。中国との政治・経済的関係は当然重視すべきだ。だが、いかなる代償を払っても我々が守るべき価値は見せなければならない。中国が「この問題だけは韓国にいくら圧力をかけても効果がない」と気付かせる程度を決めるのは我々の役割だ。

ノルウェーは劉暁波氏がノーベル平和賞を受けた問題で中国から養殖サケ輸入禁止という報復措置を強いられたが、原則を曲げなかった。「人権とサケを代えることはできない」という当たり前の名分のためだった。政府に問いたい。我々が決して代えることのできない価値は何だろうか。

ユ・ジヘ/政治部記者

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