貧困の荷をおろしてくれた韓国…帰化して恩返ししたい(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.25 16:31
--マラソンランナーを夢見るようになったのはいつか。
「幼いころに父が家を出て行って母と4人の兄弟姉妹で一緒に暮らしていた。家が貧しく14歳の頃から牧場で働いた。6年間1カ月20ドル(約2万2000ウォン)ずつ受けとった。そのうち16歳の時にテレビで当時の世界新記録(2時間4分55秒)を樹立してベルリンマラソンで優勝したポール・テルガト(ケニア)を見た。『自分もあんな選手になりたい』という夢が生まれた。20歳の時にケニアのコーチの勧誘を受けて遅ればせながらマラソンランナーになった」