【社説】崔順実疑惑、大統領への捜査が不可避だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.03 16:04
朴槿恵(パク・クネ)政権の国政壟断事件に対する検察の捜査が紆余曲折の末、最初の難関を通過している。検察はミル財団とKスポーツ財団の強制募金疑惑に関連し、企業関係者に圧力を加えた容疑を受けている安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官を昨日召喚した。容疑を否認している崔順実(チェ・スンシル)氏に対しても拘束令状を請求した。特別捜査本部が構成されてからちょうど1週間目だ。
一部では、崔氏に対する容疑が職権乱用の共犯と詐欺未遂である点を挙げながら「検察があいまいな捜査をするのでは」という疑問が出ているのも事実だ。検察に対する不信感がピークに達している状況では十分に理解できる。