韓国サッカー代表チームのホンジュラス戦に向けたキーワードも「攻撃サッカー」だ。

韓国代表チームの申台龍（シン・テヨン）監督は１２日（日本時間）、ブラジル・ベロオリゾンテのミネイロンスタジアムで開かれた２０１６リオデジャネイロオリンピック（リオ五輪）サッカー男子準々決勝ホンジュラス戦の事前記者会見で「チームを攻撃的にしていく」と強調した。

韓国代表チームは１１日に行われたメキシコ戦で１－０で勝って史上初の五輪組１位で決勝トーナメント行きを確定させた。しかし、申監督はメキシコ戦で相対的にプレーが守備的だったことに触れ「守備的にいくつもりではなかった。選手たちが決勝トーナメントに行くという強い意志で試合に臨んだ結果、ゴールを奪われまいと守りに入ってしまった」と説明した。

ホンジュラス戦はメキシコ戦とは違う戦術で臨む考えを強調した。「ホンジュラス戦では正面から向かっていって、自分たちが優位にいるということを見せなければならない」と話した申監督は「ホンジュラス戦は何があっても勝つ」と勝利に自信をのぞかせた。

韓国代表チームにはホンジュラスとの対戦経験がある。申監督は６月に韓国で開かれた４カ国親善大会のホンジュラス戦で２－２の引き分けを収めたことを振り返り「（ホンジュラスの）選手はクリエイティブなプレーに長けている。中南米特有の個人突破にも気を付けなければならない」と相手を高く評価した。また、アルゼンチン戦でのホンジュラスの動きについて「攻撃的に出る時はスピーディーなカウンターアタックを展開して相手を威嚇する。一瞬でも油断すれば脅威になる」と述べ、警戒した。